『うれしいセーター』


審査員の講評(抜粋)

私もセーターを編んでみようかな、と思わせる、「欲し い」という基本に立った斬新な構成。その構成に対して、 造本が、作り手の気持ちに寄り添っていて、たとえば、 ページが全開して開いたままでいてくれるのは、編み物 には実際的で便利なのだ。料理や手芸などものづくりの 本は、「ぜひコデックスで」というほど、今やコデック ス本は一般化したかと思う。カバーの写真がもっ さいり していて、そこだけ、とても残念(ミルキィ・イソベ)